ヒューストン
サンアントニオの国際会議の前に石油化学系コンサルタント会社によるセミナーが開催され、その参加の為、ヒューストンを訪問していた。
ヒューストンは人口250万程度でニュヨーク、ロスアンゼルス、シカゴに次ぐ全米第四位の都市である。テキサス州の州都であるがアラスカ州に次ぐ全米第二位の面積となっている。
続きを読む
1901年に油田が見つかると、市は石油精製・石油化学産業の中心地として成長を遂げた。20世紀中盤に入ると、ヒューストンには世界最大の医療研究機関の集積地テキサス医療センターやアメリカ航空宇宙局(NASA)のジョンソン宇宙センターが設置され、先端医療の研究や航空宇宙産業の発展が進んだ。
湾岸地域いは大規模な石油化学コンビナートが集積しており、全米の50%相当の生産となっている。ヒューストン最大のシュッピングモールGalleriaがあり2つのホテルと400以上の店舗がはいっている。特に有名な観光資源もなく、観光を目的として訪問する人は少ないと思われる。とにかく街が広く、歩いて行けるところは限られている。公共交通機関も限定的であり、車社会の象徴である。写真は自然科学博物館の恐竜の化石から復元したものである。